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大和和紀・講談社/劇場版「はいからさんが通る」製作委員会
評価
映像
音楽
ストーリー
キャラクター
全体
好評価を受けての鑑賞でしたが期待に違わぬ良作品でした。 (ずいぶん現代的な絵だな…)という印象だったのですが、いざ動いてみると随所に大和先生らしいタッチが表現されていてとても懐かしく違和感なく鑑賞できたと思います。紅緒や伊集院少尉は自然なアレンジが良かったですし、花村少佐(父親)、ばあや、如月あたりは原作そのままで大和先生の世界へと自然と誘ってくれるデザインだと感じました。 僅か97分の中で(原作が手元に無いので確認ができないのが残念ですが)どこを削ったのかパッと浮かばない程自然な流れでした。ストーリーの主要部分や各キャラクターの紹介部分などにはきちんと尺が使われていた事もあり違和感は殆ど感じないと思います。何よりシリアスパート以外のアッケラカンとした雰囲気が失われておらず作品世界に没頭することができました。 そして最高だったのが早見さんの演技。知らず知らずのうちに少尉に心惹かれてゆく紅緒が本当に自然でお見事でした。家宝の皿のシーンでおじいさまの前に立ちはだかる演技は、元々そういうところが彼女の持ち味とはいえ凛として美しく心震える思いで観ておりました。これ以上ないキャスティングとそれに応える名演技だったと思います。 子供の頃に熱烈に読みふけった作品でもあり受け入れられるか心配だった中での鑑賞でしたが、少なくとも私には楽しく、嬉しく、懐かしく感じられました。是非劇場に足を運んでいただきたい作品です。 (補足) 作品のスパイスとして好きな方も多いであろう「酒乱童子」や「おひきずりさん」もきちんと出てきますのでお見逃しなく(笑)

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