三浦しをん・新潮社/寛政大学陸上競技部後援会

執着の記録

ニコチャン先輩が良い。ちょっと自嘲気味で、カケルの言動も認める懐の深さ、もう一度陸上ができることへのウキウキ感とかちょうど良い熱量。 でも、ニコチャン先輩は少し無理をしていて、その様子を心配してるけど、直接本人には言わずハイジに相談するユキは優しい。 カケルは前回の記録会の自分のレース内容や、ノッポの人にかけられた言葉が気になって焦ってるのに、その焦りを周りの人にぶつけてイライラカリカリモード継続中。これじゃ、今の榊との関係性の原因となった高校の頃の陸上スタイルと変わりないと思う。 珍しくハイジが声を荒げた。今のイライラカケルが、脚を故障した頃の自分とダブって見えてるようだけど、それは言葉にしないとカケルに伝わらないと思った。

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